「やりたい」と「できる」は違う
私が大切にしていることは、「やりたい」と「できる」は違うということです。これは大学に入ってからかけていただいた言葉です。
あの技がしたいという気持ちはとても大切であって、競技力の向上には必要なものだと思います。しかし、それだけが先走って自分の体の状態を見失ってしまい怪我をしました。この経験を通して実感しました。
私は、何か一つのことに集中してしまうとそこから先の事が考えられなくなることがあります。その結果、やりすぎたり思っていた動きと違うことをしたりしてしまう時があります。
なので、そんな時こそ1回止まって、それは「やりたい」だけになっていないか、「できる」ものなのか、を考えるように意識しています。
目標を目の前に置くのではなく、その手前にある「できること」を積み重ねていくことが大切だと思います。
まだできていない部分がたくさんあるため、今後も意識しながら取り組んでいきたいと思います。