経歴
2015〜2018 暁高校
2018〜2022 鹿屋体育大学(卒業見込み)
得意種目
鉄棒
私は、「チームに入り、全日本インカレで優勝する」と強く思い、鹿屋体育大学に入学しました。私が1年生の頃は、前野風哉さん、杉野正尭さんをはじめとする日本代表選手が在籍しており、360°どこを見ても「うまぁ」と思いながら見ていました。
私が暁高等学校在籍時、自分で言うのはおこがましいですが、競技力では上の方でした。しかし、鹿屋体育大学に入学した頃は、周りの選手がとても上手く、「見て学ぶことや先生方以外に教えて頂く」ということがありました。そのため、とても充実した環境で練習できていたと強く思います。
鹿屋体育大学体操競技部は体操をする環境だけではなく、人として、成長できる環境も充実していると思います。
アクシデントから学んだこと
私が大学3年生の全日本インカレ個人選考の直前に首から落ちてしまい、首を痛めてしまいました。「団体の補欠に入ったから絶対に入らなければならない」「個人選考の得点に加算されるアドバンテージをもらっているが、アドバンテージ関係なしに絶対に入る」という変な考えがあり、勝手に変なプレッシャーを感じていました。そのせいか、首を痛めてから、「もう無理や」と思い完全に不貞腐れた態度で出来ることも疎かにしていました。すると、先生方や同期、先輩方、後輩たちから「最後まで頑張れ」と声をかけてもらいました。その中でも個人的に印象に残ったのは、ある先輩からその態度、考えに強く注意されたことです。その時にかけられた言葉が
「しんどいこと多いけど負けやんと頑張る奴がこれから伸びてくる」
でした。
大学4年生の全日本インカレも腰の怪我をしてしまいましたが、この言葉をかけてもらっていたことで、焦らず自分のペースで練習を行うことができ、2年連続全日本インカレに出場することができました。
鹿屋体育大学体操競技部
鹿屋体育大学は、鹿児島の中でもさらに田舎なところにあります。体の弱い自分を遠いのに加え、交通の便も悪い鹿屋体育大学に送るということは家族にとても不安をかけたと思います。しかし、先生方をはじめ鹿屋体育大学には最高の家族のような存在の仲間に助けられ、4年間とても楽しく生活することができました。そんな大学で4年間在籍できたこと、体操ができたことは自分の人生の中で大きな財産になりました。
卒業後
4月から社会人としての新たな生活がスタートします。「コールマンができるから」「ロペスができるから」は社会では通用しません。慣れない環境での生活はしんどいことが多いと思いますが、しんどい事にも負けずに頑張りたいと思います。
長々と書いてしまいましたが、これからも鹿屋体育大学体操競技部の応援よろしくお願いします!!