先週末に東京体育館で開催された

“全日本体操個人総合選手権・種目別トライアウト”を終えた選手の感想が届きました。

上山 廉太郎(4年)

1種目目のあん馬でミスをしてしまい不甲斐ない結果となりました。
また気持ちを新たに頑張っていきます。
応援ありがとうございました。

長谷川 毅(4年)

今大会は新ルールになってから初めての試合であり、跳馬以外の5種目は新しい演技構成で挑みました。新しい演技構成を形にしていくのはとても大変で、ノーミスで6種目通せるようになるまでとても苦労しました。特にあん馬の「ショーン」、つり輪の「振り上がり閉脚上水平」は、なかなか安定しませんでした。でもそこで諦めず数をかけて練習して、試合の2〜3週間前にやっと自分の中でコツが固定化され、自信を持って試合に臨むことができました。

試合は、予選・決勝と大きなミスなく演技することができ、練習の成果を十分に発揮できたと思います。今大会に向けて練習だけでなく、食事や入浴、睡眠、メンタルなど私生活においてもたくさん準備をしてきて、しんどいこともたくさんあったけれど頑張ってきて良かったと思いました。

これからも気を抜かずに頑張っていきたいと思います!

山口 智輝(4年)

腰の怪我で練習が詰めていなかったため、あん馬とつり輪の2種目に絞り出場しました。予選では、自分の力を出し切ることができ、2種目とも決勝に進み、演技することができました。また、あん馬ではNHK杯と種目別選手権に、つり輪では、種目別選手権への出場権を勝ち取りました。得意の2種目で14点平均を取れたことは自信に繋がりました。今後は腰の怪我を治し、万全な状態で6種目の演技が出来るように頑張っていきます。

金田 希一(3年)


今大会は左肘の故障の悪化と右手の突き指により、怪我を抱えた状態での試合でした。試合2週間前からは調子も上がらず、試技会を全種目ミスしたり途中で断念したりすることもありました。モチベーション的にきついことしかなかったのですが、「何があっても全日本までは諦めずにやりきろう」と心に決めて試合に臨みました。その結果、初の決勝進出でNHK杯の権利を獲得することができました。しかし、演技自体は練習不足で自信がなかったことや体力不足など全く納得のできるものではありませんでした。
次に向けて少しでも気持ちとコンディションを上げて、以前のように自分の良さを活かした力強い演技ができるように取り組んでいきたいです。

富岡 浩輝(3年)

私は今回の試合で自分の持てる力を全て出し切る事ができ、満足のいく演技が出来たと思っています。今回が初めての全日本個人総合選手権への出場だったこともあり、緊張もあったのですが、すごく自信を持って楽しみながら試合をする事ができました。私は、昨年までの自分と比べて、今年が一番、全力で練習に取り組むことが出来たと感じており、これが自信を持って演技出来たことにつながったと思います。

今回、大きな試合の緊張する場面で、6種目全て大きなミスなく演技することが出来たことは、すごくいい経験になりました。この経験を活かして今後の試合も頑張っていきたいと思います。

津村 涼太(2年)

全日本体操個人総合選手権の応援ありがとうございました。シーズン初戦ということで早め早めに演技を揃えて、完成度を高めることを意識して練習してきました。この冬場で着地の練習を増やしたり、倒立の決めを意識して練習をしたりしてきました。ゆかと平行棒のDスコアを強化して試合に臨み、高く評価してもらうことができました。しかし、つり輪、鉄棒があまり評価してもらえなかったので、そこはこれからの課題になってくると思いました。この試合で自分の強みを改めて確認できたと思うので、次のNHK杯に向けてさらに頑張っていきます。応援よろしくお願いします!

田邊 友唯(2年)

全日本選手権に出場して、練習から自信を持つようにしようと思いました。そう感じたのは1種目目のあん馬でした。いつもより動きが固く思うような演技ができませんでした。それは練習から自信を持って通し練習ができていなかったので、アップから不安要素が多く出てきてしまい、それが失敗に繋がったのだと思いました。これは他の種目でも言える事です。なのでこれからの試合のためにも自信を持った通しができるようにしたいです。

杉野 正尭(徳洲会体操クラブ/大学院2年)

全日本選手権を終え、応援してくださった皆さんにとても感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
結果は、目標にしていたユニバーシティゲームズの代表にはなれませんでした。予選での鉄棒、決勝でのあん馬とミスが続き思うような結果にはなりませんでした。しかし、NHK杯で選抜されるアジア競技大会の代表のチャンスはまだ残っています。このチャンスを逃さず必ず掴み取り応援してくださってる方々に良い報告ができるように今後も頑張っていきますので応援の程よろしくお願いします。

手島 克(4年)

4年ぶりの全日本体操種目別選手権トライアウトを終えて、通し練習も数多く行い、自信もあった中での失敗はとても悔しかったです。

得意技でもある「リューキン」を掴んだ後の車輪で失敗してしまい、頭の中は練習通りにしたつもりでも身体はいつもと違うことがあることを理解できました。それと同時に、試合で成功するためにはもっと試合をイメージした練習が大切だと感じました。

これから「練習は試合のように、試合は練習のように」を今まで以上に意識して日々の練習を行い、試合で失敗しない強い選手になりたいと思います。

前之原 将歩(4年)

応援していただいた皆さんありがとうございました。

今までゆかや跳馬のビデオ審査で通過しても、新型コロナの影響によりトライアウトが中止という形で出場は叶いませんでした。今年は最後の年ということもあり、絶対出場したいという気持ちがありました。ビデオ審査で通過してから意識していたことは「着地姿勢の高さ」です。Dスコアが上げきれなかった分、着地姿勢を高くすることによって余裕のある演技を心がけていました。

会場練習で器具の調整も上手くできていたので、正直緊張はせず、普段よりキレのあるタンブリングが実施できました。しかし、いつも失敗しないグループⅠの技(ロシアン転向)でミスをしてしまい、種目別選手権の切符を手にすることはできませんでした。焦っていたわけでもなく、なぜこのようなミスをしたのかは本当に分かりませんでした。それくらい自信があったので悔しいです。

この大舞台で演技ができて、自分の演技が評価されたのはとても良い経験ができたと思います。これからも自分にしかできない体操を磨いていきたいと思います。

これからも応援よろしくお願いします。

石黒 聖馬(3年)

平行棒の種目別トライアウトに出場しました。まずは東京体育館という憧れの舞台で演技できたことがとても嬉しかったし楽しかったです。内容は、不安だった「ホンマ」〜「ヒーリー」はそれなりに良かったのですが、降りで転けてしまいました。最近良かった降りで失敗してしまったのはとても悔しいですが、これが今の実力だと認識して次に向けて頑張ろうと思います。今回の大会を通して、全日本の会場の雰囲気、緊張感、視界といった実際に出場しなくては分からないものを感じることができ、貴重な経験となりました。来年またリベンジしたいです!

井上 桂蔵(3年)

今回私は初めて種目別トライアウトに出場しました。会場練習から緊張していつも通りの動きができなかったです。自分の演技に自信が持てず一つ一つの動きが縮こまってしまって、通すのが精一杯でした。会場練習が終わった後に先生に声をかけてもらって少し吹っ切れて思いっきり演技しようと思い、本番では失敗はしたもの自分の演技ができたかと思います。

今後は自分の演技に自信が持てるように練習し、失敗しないように頑張っていきたいです。

花木 拓弥(3年)

初めての全日本クラスの大会に出場し、会場の雰囲気や他の選手のレベルに圧倒されましたが、それも含めて楽しむことができました。2技目の「ショーン」は練習からなかなか安定せず試合で使えるのか、やれるのか不安でした。ですが、今までの練習を信じて本番でやることにしました。その結果、「ショーン」で無駄な一手をついてしまい、技は不認定になってしまいましたが、その後はスムーズな演技が出来たこと、何より挑戦したことが今回の収穫だったと思います。来年は個人で出れるように頑張ります!!

高根 優晟(1年)

全日本種目別トライアウトの鉄棒に出場しました。大学に入学してからトライアウトの期間まで鉄棒の調子があまり良くなく、東京に行くまでの練習もあまり良い調整が出来ていませんでした。しかし、健人さんの助言で「東京行く前の最後の試技会で鉄棒だけやっておいたら?」と言われ、やるしかないと思いました。そこでミスなく通すことができ、自信を持って試合に臨むことができました。会場に行ってからはこの状況で演技できている自分が嬉しく、楽しんで演技が出来たと思います。その結果、ノーミスで通し切ることが出来ました。自分は緊張した場面になると無駄に力が入ってしまうことが多いので、毎回このような気持ちで演技出来るようになるといいなとこの大会を通して感じることができました。